君たちはどう生きるか
こんにちは。
皆さんは毎日どう生きていますか?
今回、吉野源三郎の
「君たちはどう生きるか」という本を読みました。
この本は、80年の時を経てついに漫画化されました。
私は、この本を読み自分がどれだけ、周りの人に流されて生きているかを強く実感させられました。
この本は、3年前にお父さんをなくした中学2年生の「コペル君」こと(本田潤一)が、日々の生活の中であらゆる問題を通して、叔父と共に生き方を考え成長していく。という物語です。
私はこの本を読み、いくつか気付かされた事があります。
それは、一人一人の人間はみんな、広い世の中の一分子だという事です。
これはコペル君が気づいた事です。
私はそれまで、自分を中心に物事を考えるのは人として当たり前の事だと思っていました。
この本では、叔父がコペル君に日々ノートを書いています。そのノートには、
「人間というものはいつまでも自分を中心として、ものを見たり考えたりするという性質を持っている」と書かれています。
しかしコペル君は中学生にして、人間の自分中心的な性質に気づき、世の中の流れの中の一人が自分であるという発想を持ったのです。
あなたは自分中心に物事を考えず、世の中の誰かの為に自分で考え、行動できていますか?
私は出来ていません。
誰かのために行動すると言っても、自分を犠牲にして相手のために尽くすという訳ではなく、自分の存在によって周りの誰かの役に立つ事だと私は思います。
あなたは日々誰かの役に立っていますか?
コペル君は、ある日友達を裏切ってしまいました。それから、コペル君は自分なんて死んでしまえばいいと思うようになりました。
しかし、家の隣の母方の叔父に出会いコペル君の考え方は変わります。